毎年旧帝大である九州大学に20名程輩出している進学校に通いながら独学で受験勉強に挑みますが夏休みに武田塾に入塾。得意科目の数学の実力をより磨き、苦手科目も基礎からしっかり固めて成長させることで模試E判定から逆転合格!入試形式が変わり難易度も上がった入試問題にも臨機応変に対応して九州大学 理学部 数学科に現役合格を収めました。
九州大学
九州大学は福岡県に本部を構え「旧帝大(北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学)」に分類される国立大学で偏差値は52.5~67.5という高い偏差値を誇っており、今回合格した理学部 数学科の偏差値は57.5です。最上位国立大学群である旧帝大に分類されている大学なだけあって難易度は非常に高く、人気のある学部は倍率が10.0倍を超える年もあります。
旧帝大のなかでも国際性の豊かさは秀でており学生の2~3割が留学生で世界中の様々な国と提携を結んでいるため学生は留学に参加しやすい環境にあります。特に理学部は国際リーダー育成のために専用のコースを用意してあるなどグローバル人材の育成に力を入れているところも特徴的です。また、日本最大の規模を誇っているキャンパスは講義室・研究室・図書館など勉強するのに十分な施設・環境が整っており、食堂やカフェ・コンビニエンスストアも保有しています。
現役の夏から武田塾に通って現役で旧帝大に合格するのは素晴らしい!!と中森先生絶賛の実録合格者カレンダーです。
独学で旧帝大に挑むも模試ではE判定
旧帝大の九州大学に独学で挑戦しようとするも模試でE判定をもらってしまったため高校3年生の夏に武田塾に入塾します。入塾するまでは進学校である高等学校の授業の復習と参考書で独学。学校でも発展問題を始めとした演習をたくさんこなしますが基礎がしっかりと身に付いていないため模試でもあまり実力を発揮できない状況です。勉強の時間の確保や勉強の習慣はしっかりあるので勉強の方法を教えてもらうために武田塾で特訓を開始しました。
初回の授業は7月24日。英語・数学・物理の3科目を受講します。
英語は『必携英単語LEAP』『英文法・語法 Vintage』『入門 英文解釈の技術70』『速読英熟語』を使って基礎の基礎からしっかりと固めていきます。1日約300英単語暗記という宿題もちゃんと確実にこなします。物理は『物理のエッセンス(力学・波動)』で英語同様に基礎を徹底的に身に付けていきます。得意科目で好きな科目の数学は最初から『New Action Legend』で実践的な演習に取り掛かります。
英語は苦手科目
数学は得意科目でもあり、大好きな科目でもありますが英語は苦手な様子で入塾前に受験した共通テストのマーク模試では40点/100点という低い点数。進学校という事もあり学校では応用問題や発展的な問題の演習は日頃からこなしていたため武田塾ではとにかく基礎に重点を置きます。物理も英語同様、基礎が全く固まっていない状況だったので入塾してからしばらくは基礎を丁寧に吸収することに専念。大量に出た宿題も慣れ始めると宿題をやったうえで別の勉強もできるようになり宿題とは別に学校の教科書を活用して自分でも英語と物理の基礎を固めます。
10月になるとある程度数学が固まってきたので担当の先生のアドバイスもあり数学を化学に変更。どの科目も難しい問題に直面するときはありましたが、難易度が高くて問題が解けないというのではなく解き方がわからないから解けないという問題がほとんどだったので解き方さえマスターしてしまえば簡単に解くことができました。
受験生後半で過去問に挑戦
11月になると国公立の過去問や問題・共通テストの対策に取り掛かりました。過去問を初見で解いた感想として「その大学の解き方さえマスターしてしまえば解けなくはない」という好感触。大学の解き方を掴むように演習をこなしたところ12月後半~1月ころにはコツを掴めるようになり、1月の終わり頃には九州大学の過去問でもある程度点数を取れるようになるまで成長します。
共通テスト直前期はひたすら共通テストの対策に取り掛かります。初年度の共通テストなのにも関わらず総合で78%を獲得。得意科目である数学が数学ⅠAで93%・数学ⅡBは95%という驚異の高得点をたたき出しました。この調子で2次試験も高得点で通過できるように過去問の対策に専念します。
共通テストである程度点数を稼ぐことができたため安心して2次試験に挑むことができると思いきや苦手科目の英語は過去問とは全く違う形式になっており、得意科目の数学も今まで見た事のないようなハイレベルな問題が出題されたため完答できた問題が少なかったです。解き終わった当初は不合格かもしれないと焦るも、無事に九州大学に合格していました。
いきなり難易度が上がった入試問題にも対応できたのは日々の数学の特訓でしっかり頭で考えて問題を解くように心がけていたことと物理は『物理のエッセンス(力学・波動)』→『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』→『名門の森 物理 波動Ⅱ・電磁気・原子』という参考書ルートを通ってきたおかげで難しい問題にも臨機応変に対応できたと述べています。また日々の特訓で行われる口頭テストも役に立った様です。
E判定から逆転合格!九州大学に現役合格 | まとめ
毎年九州大学へ20名程現役として輩出している進学校に通いながら独学で九州大学を目指しますが高校3年生の夏に武田塾に入塾して特訓を開始しました。学校での成績は上位の方でしたが模試では志望校判定でE判定をもらってしまいます。勉強時間の確保や勉強の習慣はあるので質を上げるために、武田塾で勉強の方法を学び勉強の質を上げて受験勉強に取り掛かりました。
最初は基礎もできていない状態でしたが宿題をこなすうちにすらすらできるようになり、12月後半からは勉強のコツを掴むようになります。1月ころには九州大学の過去問でも点数を取れるようになり確かな実力を身に付けました。本番の入試問題は形式が変わり難易度も上がりますが実力をしっかり身に付けたおかげで九州大学 理学部 数学科に現役合格を収めました。